燕市で災害時の情報収集のための汎用FMラジオに不具合、不具合を改良した新タイプにすべて無償交換 (2013.12.13)

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燕市は、災害発生時に「燕三条エフエム放送」の災害情報で情報収集できるようにと、ことし1月から汎用FMラジオを500円で販売したが、不具合が発生したため、改良版の新タイプに無償交換することにし、購入した市民に交換を呼びかけている。

 燕市がことし2月から頒布している汎用FMラジオ、右が旧タイプ、左が改良版の新タイプ
燕市がことし2月から頒布している汎用FMラジオ、右が旧タイプ、左が改良版の新タイプ

ラジオを購入した人から、何も使っていないのに電池が消耗して使えなくなるといった問い合わせが相次いだ。ただ、すべてのラジオで発生しているわけではなく、問題なく使えているラジオもある。

災害が発生したときにいざ使おうとしたら電池がなくなって使えなかったでは、無用の長物になってしまうため、改良版に切り替えることにし、ラジオを納入した燕三条エフエム放送の負担で改良版の新タイプを手配してもらった。

旧タイプの電源のオン、オフは電子式のスイッチだけだったが、新タイプは、わきに主電源を切ることのできる機械式のスイッチを加えたもの。それ以外の機能やデザインはまったく同じだ。

新タイプには主電源を切ることのできる機械式スイッチが新設された
新タイプには主電源を切ることのできる機械式スイッチが新設された

これまで約2,500個を販売したが、不具合の有無を確認するのが難しいこともあり、不具合の有無にかかわらず、すべて新タイプと無償で交換することにした。ほかに災害時要援護者約2,600人には無償で配布しているが、それらは自治会を通じて市が個別に対応し、交換する。

交換期限は設けず、市防災課防災対策係(電話:0256-77-8381)で交換を受け付ける。旧タイプの購入者は、同係へ旧タイプを持参すれば新タイプと交換する。市の広報紙で交換を周知するほか、来年1月11、12の2日間は午前8時半から正午まで市役所つばめホールに交換所を設置して交換するが、それでも交換が進まないようならほかの周知の方法を考える。また、新タイプの販売も同係で行っている。

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