燕市国上、道の駅国上のふれあいパーク久賀美は15日、クリスマスに向けてキャンドル作り体験教室を開き、国上にゆかりの酒呑童子にちなんで生まれた「つのキャン」の製作を体験してもらった。
燕市社会福祉協議会就労支援センターと福祉プロダクトの企画販売を手掛ける「koro」=新潟市中央区=、燕市観光協会の3社がタッグを組んで生まれたキャンドル。鬼の“つの”がモチーフになっている。
体験してもらったのは、コインのように形に固めたカラフルな色の“ろう”を積み重ね、芯を通してつくる「つのキャン」。体験教室は2回行い、参加費は500円。親子連れを中心に30人近くが参加した。弥彦村から5歳と3歳の娘を連れて参加したお母さんは、「初めてつのキャンを知りましたが、子どもたちでも簡単にすてきなキャンドルができて楽しかった」と話していた。
クリスマスにちなんで、クリスマスツリーのような形に組み合わせた「つのキャン」やパッケージに鬼の顔を描いた「おにキャン」に白いひげや髪をつけてサンタクロースに似せた特別バージョンも販売した。