まんなかフェス実行委員会(近藤雅哉実行委員長)とジュニアリーダーズクラブ三条(近藤雅哉会長)は15日、三条市・パルム2の空き店舗で初めての「X'masまんなカフェ×こどもフリマ」を開き、子どもたちなどに一足早くクリスマスムードを届けた。
まんなかフェス実行委員会は、ことし9月の三条マルシェにあわせて開かれた「まんなかフェス」の実行委員会と発足し、県央地域の下は中学生から高校生や大学生、20代の社会人など若者約40人が実行委員になっている。主催イベントはそれに続いて2回目。
まんなカフェではスイーツを販売し、こどもフリマは4組の小学生が出店し、ぬいぐるみ、漫画本、洋服、便せん、おもちゃ、絵本、くじ引きなどを販売したほか、輪投げのゲームも行った。
メーンは三条商業高校の3年生女子3人によるスイーツの販売。3人で三条産のサツマイモと県産米粉を使ったパウンドケーキ「X'mas特製パウンドケーキ」25本とレモン風味の生クリームしぼりで作るレモン風味のクッキー「X'mas女子クッキー」を販売。サンタの衣装を着て売り子役も務めた。
あいにくの荒天だったが、人出は順調で約100人が来場した。三条商高の生徒会長で書道部長の3年鈴木福女さん(18)=三条市=は、ことしの三条マルシェで書道部として何度か書道パフォーマンスを披露し、10月の三条マルシェでは初めてスタッフも経験した。
スイーツを何にするか決めるため、何度も試作を重ね、「イベントの準備は大変でした」と鈴木さん。「お客さんが来なかったらどうしようと思ったけど、たくさん売れたし、大成功だったと思います」とにっこりだった。