新潟県地域支え合い体制づくり事業の指定を受けたNPOさんじょうの「地域が家族プロジェクト」として15日、三条東公民館で地域見守り支え合い大交流会を開き、三条市内で地域の高齢者や障害者の見守りや支え合いにかかわる50人近くが参加して交流した。
県では、高齢者や障害者をはじめ誰もが安心して暮らせる社会の構築を目的に、平成22年度から見守り活動や交流拠点づくりなど地域の支え合いにつながる新たな活動を対象とした補助事業「新潟県地域支え合い体制づくり事業」を行っている。
今年度、その指定を受けたNPOさんじょうは、人材の交流と育成の2つを柱に取り組み、この日は交流の皮切り。地域の支え合いについてのパネルディスカッションやグループディスカッション、活動事例体験などを行った。
一方、人材育成としては、16日から来年3月3日までに聴き方教室、傾聴ボランティア講座、ゲートキーパー講座に順にそれぞれ4回から5回の教室、講座を開く。講師はメンタルヘルス、リーダーシップ、キャリアデザインなどの研修や講演を手掛ける株式会社ラポール企画=群馬県富岡市=の大小原利信代表で、各回定員の50人が受講する。