認知症予防教室&元気脳づくりの会「のぞミング」(長岡和美代表)は16日、三条市・一ノ木戸商店街のみんなのまちの交流拠点「みんくる」で元鼓童の篠笛奏者、狩野泰一さんをゲストに認知症予防と元気な脳づくりに役立つ「みんくる DE リズム元気脳講座 VOL2」を開いた。
高齢者を中心に20人近くが参加。狩野さんがとのぞミング代表の長岡和美さんで篠笛演奏と音遊び、手遊びなどを行った。
狩野さんは13歳でドラムを始め、ニューヨーク留学中に自己のアイデンティティーに目覚めて帰国、87年に佐渡の太鼓芸能集団「鼓童」のメンバーになり、世界20カ国で1,000回を超える公演に参加した。
97年に独立し、05年にヤマハからメジャーデビューし、自然で心地よい楽曲を発表。世界、日本で篠笛ワークショップを展開し、近年は映画、演劇のプロデュースも手掛けている。
狩野さんは、カラオケ伴奏もまじえて「佐渡おけさ」や「アメイジンググレイス」、オリジナル曲の「雪割草」や「朱鷺の舞」を演奏。そして「夕焼け小焼け」、「カラスなぜ鳴くの」、「きよしこの夜」といったおなじみの曲のメドレーでは、お年寄りも一緒に歌ったり手拍子をしたり。
長岡さんの手遊びでは体を動かし、長岡さんをはじめ篠笛を学ぶ地元の人も一緒に演奏に加わり、音楽を通して楽しい時間を過ごした。
のぞミングは、11月25日にも「みんくる」で高齢者を対象にした元気脳講座を開いており、今回が2回目。この後、来年1月27日と2月24日に開催予定。問い合わせは長岡さん(電話:090-4750-3561)へ。