「うさぎもち」のきむら食品=木村金也社長・本社燕市吉田東栄町=は、30日午前8時半から午後2時まで本社でことしも「うさぎもち感謝祭」を開き、餅つき大会や雑煮のふるまい、お買い得直販コーナー、アルビレックスBC選手と写真撮影などを行う。
大みそかについたもちを食べて翌年も元気にとの願いを込めた「年越しもち」の習慣と、1年間の感謝の気持ちを地域に還元しようと2006年から本社倉庫を開放して開き、8年目。毎年、特別価格のモチの直販コーナーの人気も高く、開会前から行列ができるほど。寒いなか待ってもらうのは心苦しいと、ことしは30分早めて8時半から盛りだくさんの内容でスタートする。
もちつき大会や従業員手作りの雑煮500食と汁粉600食の無料サービスをはじめ、つきたてのし餅、同社製品のお買い得直販コーナー、ふれあいコーナー&お楽しみ抽選会などを行うほか、新潟アルビレックスBCの今井佑紀選手、阿部拳斗選手、渡辺貴洋選手、新潟県食のPRキャラクター「もちうさぎ」も来場してイベントを盛り上げる。
さらに、正午から「12時からスペシャルタイム」として、のし餅追加販売、限定250食の名古屋雑煮の無料サービス、同社のマスコットキャラクター「もちもちブラザーズ」とじゃんけん大会を開く。
餅つき大会は、午前9時10分、10時20分、11時30分、12時40分の4回行う。子どもたちの体験もでき、ケヤキのきねとうすを使い、無病息災を願ってついたつきたてのもちをきな粉で味わってもらう。
直販コーナーでは、県内ではこの日のみの販売で毎回1番人気のできたて「のし餅」をはじめ、お飾り、詰め合わせの福箱セット、冷凍焼きおにぎりなどを販売する。各商品とも準備した品物がなくなれば終わる。
回を重ねるたびに来場者は増え、昨年は4,000人が来場している。会場は会社敷地内だが、屋根のある屋外と倉庫内なので、同社では「防寒対策を十分にして、大勢の皆さまの来場をお待ちしています」と呼びかけている。
入場無料。会場の本社は、国道289号を燕地区から弥彦方面へ向かい、国道116号との春日町交差点を過ぎて数百メートルの左側。