11月の県中学校新人卓球大会の男子団体で優勝し、第14回全国中学選抜卓球大会の出場権を獲得した三条市立第三中学校の卓球部が20日、国定勇人三条市長に男子団体初の全国大会出場を決めたことを報告した。
午後3時半に男子卓球部40人のうち、石月宏季部長と福島県南相馬市小高区出身の馬場一真副部長をはじめ10人の2年生選手が、駒沢隆司校長、顧問の吉川幸治教諭と相田翔平教諭とともに市役所を訪れた。優勝カップと賞状を手に国定市長に31年ぶりの県大会優勝と男子団体では初となる全国大会出場を報告。国定市長は三条市からの激励金を石月部長に手渡した。
団体戦は、ひとつの対戦でシングルス2試合、ダブルス1試合、シングルス2試合の計5試合を行い、5試合のうち3試合先取した方を勝利とする。
全国中学校選抜卓球大会は、来年3月28、29日に島根県出雲市の県立浜山体育館で開かれ、全国から48チームが参加する。
石月部長は、「日々の練習を重ね、全国大会ではベスト16になれるよう頑張ります」とあいさつ。続いてひとりずつ全国大会に臨む決意を述べた。「毎日の練習を頑張って強くなりたい」、「自分はあまり試合には出ませんがチームの応援を頑張ります」と言い、国定市長はそれぞれの決意に「頑張って」、「大事な役割だな」と応援の言葉を贈った。
和やかな雰囲気の懇談で、「決勝くらいにいったら、おれも行こうかな。連れて行って」と選手たちにプレッシャーをかけるように笑ったが、「まずはベスト16を目指してください」と激励した。表敬訪問した選手は次の通り。敬称略。
▲石月宏希▲馬場一真▲青木貴裕▲佐藤伸哉▲名古屋佑典▲中條大夢▲野水隆雅▲平松宏泰▲小山泰知▲鈴木聖大