24日のクリスマスイブまでの3連休を前に、洋菓子店ではクリスマスケーキの販売が本格化。あわせて生産工場では、クリスマスケーキ作りの作業に追われている。
クリスマスイブの24日は火曜、25日は水曜の平日。ことしはクリスマスを前にした21日の土曜から23日の天皇誕生日まで3連休にクリスマスを楽しもうという人も多い。
三条市の老舗洋菓子店(株)ヤマトヤ=三条市条南町=でも、事業所関係のまとまった注文は休日前にと、この連休前からクリスマスケーキの販売が一気に増え始める。
クリスマス期間中は、販売にあわせてケーキを製造する同社の条南工場も休日返上でフル稼働。19日夕方からは同社直江工場からも約20人が応援に加わり、翌日引き渡しのクリスマスケーキ作りに専念した。
工場内はスポンジケーキが焼き上がる甘い香りが充満し、それぞれの持ち場で手際よく作業をこなした。白い生クリームやチョコレート、赤いイチゴのトッピング、赤やピンクの衣装のサンタクロース、緑のヒイラギの葉のオーナメント、菓子の家や星形のクッキーなどを次々とデコった。
同社のクリスマスケーキは、定番の生クリームのデコレーションをはじめ、ティラミスやモンブラン、バタークリームなど種類が豊富。ことしは5種類の味が楽しめるアソートタイプの新製品「ノエルパーティー」が人気だ。販売のピークは毎年24日のクリスマスイブ。それを過ぎるとぱったりだが、年末までクリスマスケーキとしての注文を受ける。