22、23の2日間、燕市文化会館で行われる燕市のフルート奏者、本宮宏美さん(29)のサードアルバム『響』リリース記念ライブの初日22日、燕市ジュニア新体操クラブ(門谷淳子代表)が出演する。
燕市ジュニア新体操クラブは、燕市内のジュニアを対象にした新体操のクラブで、一昨年11月に発足。昨年12月リリースの本宮さんのセカンドアルバム『輝』に収録された曲「笑顔招福」にあわせた演技を創作し、ことし9月のクラブの発表会で本宮さんの生演奏にあわせて披露した。
その演技を今度は本宮さんのステージで披露することになったもの。発表会では小学生9人で演技したが、今回は小学生10人と振り付けを簡単にした就学前の園児4人の14人で披露する。
19日夜は燕市吉田産業会館でリハーサルを行った。本宮さんも訪れ、本宮さんの生演奏に合わせて練習。曲のテンポや終わり方を入念に打ち合わせた。リハーサルが終わると、子どもたちは、本宮さんに好きな曲の演奏をねだったり、本宮さんにサインしてもらったりしてご機嫌だった。
同クラブ代表で指導者の門谷淳子さん(37)=燕市水道町1=は、「だいぶ緊張がとれて表現ができるようになりました。曲の内容が理解できたんだと思います」と9月の発表会よりもずっと成長した子どもたちに目を細め、「人よりも上手になろうという意識もできました」と精神的な変化も感じている。
本宮さんも、「前回の緊張した雰囲気と違って、踊りが自分の体のなかに刷り込まれているような感じ」と受け止め、「曲のタイトルのように妖精たちが笑顔を招いてくれるイメージになればいいなと思う」と本番を思い浮かべて胸を躍らせていた。
ライブは2日間とも午後2時開場、3時開演。チケットは前売り3,000円、当日3,500円で、2日間通しチケットもあり、前売り5,000円、当日6,500円。燕市文化会館でも扱っている。問い合わせは本宮さんが所属するオトノハコ株式会社(電話:025-211-2213、site: http://otonohako.co.jp/)へ。