二十四節気のひとつ、1年で最も昼が短い「冬至」の22日、三条市の日帰り温泉施設「しらさぎ荘」では、ことしも風呂にユズを浮かべて冬至につきものの「ゆず湯」のサービスを行う。
冬至は、1年で最も昼が短く、本格的な寒さの始まるころ。昔からこの日、ゆず湯に入ると血行促進や風邪予防など病気知らずといわれ、銭湯などでもゆず湯にするところが多い。
同施設も毎年、ゆず湯のサービスを行っている。男湯と女湯の湯船にそれぞれ1回80個近くのユズを布製の袋に入れて浮かべる。ユズの香りがなくなってきたら中身を新しいユズに入れ替え、男女各2回で計300個のユズを浮かべる。
恒例のゆず湯にはファンも多い。毎年、楽しみに来館する人も多く、同施設では、「香りを楽しみながら、温まってほしい」と来館を呼びかけている。
同日はユズ湯のほか、午後1時半から2時半まで三森とおるさんの歌謡ショーを開く。さらに来年1月の5、6日と15、16日は、よもぎ湯のサービスも行う。開館時間は午前9時から午後9時まで、使用料など問い合わせは同施設(電話:0256-45-0808)へ。