21日夜、燕・弥彦消防は近くに雷が落ちてベルが鳴っているという通報を受け、確認のために燕市南3へ出動した。
落雷があったのは、午後8時26分ころ。現場へ到着すると、燕紙化成株式会社の自動火災警報器が鳴っていた。一方、その向かいの住宅から電柱に雷が落ちたらしいと聞き、調査した。
9時現在、火災は確認されていないが、付近は一時、停電したようだ。また、住宅への電話線の引き込み線を電気が伝ったようで、住宅の引き込み線のカバーらしきものが外れて配線がむきだしになり、下にその部品と思われるものが散乱していた。付近では電話が使えなくなっている家もあるようだ。
家から飛び出してきた人たちは「頭のすぐ上でものすごい音がしたて」と、めったに経験しないような大きな落雷に目を丸くして驚いていた。