燕市白山町1、「ふれあいステーション白山町」は21日、同施設で小学生を対象に門松を作るワークショップを行い、小学生7人と保護者、同施設の利用者、職員など14人が参加して手作業に励んだ。
「ふれあいステーション白山町」の利用者が子どもたちとのふれあいを喜ぶこともあり、ことしの夏は子どもたちを対象に銅板を使った彫金とコケ玉作りのワークショップを行った。今回はそれに続いて門松作りを行った。
段ボールにござを巻き、縄でしばって土台を作り、そこにあらかじめ長さを切りそろえたタケをはじめ、水引、ユズリハ、ユズ、ナンテン、稲穂などを飾ったら完成だ。
言葉では簡単そうだが、縄を男結びにするだけでも結び方を知らないと超難関。土台を作るだけで1時間がかり。水引の飾りの作り方も一筋縄ではいかない。それでもだんだん形になってくると笑顔がこぼれ、子どもたちも満足そうだった。
講師は燕市大曲、島貫信男さん(76)。島貫さんは「ふれあいステーション白山町」を運営する「つばめ福祉会」が設置する老人ホームなどの施設に毎年、ボランティアで施設に手作りの門松を寄付してくれている。
タケはタケノコも含めて三条市の人と契約して確保している。「ことしもこれから、クリスマスが終わってから門松作りにとりかかる」と話していた。