“笛人”こと燕市PR大使でフルート奏者の本宮宏美さん(29)のサードアルバム『響』リリース記念ライブが22、23の2日間、燕市文化会館で行われており、初日22日は400人近くが来場して本宮さんの熱演に聴き入った。
昨年、セカンドアルバム『輝』のリリースを記念して燕市文化会館で初めてのホールコンサートを成功させたのに続き、2回目の同会館でのコンサート。昨年はもちろん1日だけだったが、ことしはさらに大きくハードルを上げ、2daysに挑んでいる。
初日22日は前後半に分け、アンコールも含めて19曲を演奏した。初心に返ろうとクラシックのフルートの演奏用に初めて買った純白のドレスを着てスタート。サードアルバム収録曲を中心に言葉でも来場者とコミュニケーションしながら次々と演奏した。
スペシャルゲストで三条市のバイオリニスト小島健弘さんが出演してアクセントに。後半の皮切りは、オリジナル曲「笑顔招福」にあわせて燕市ジュニア新体操クラブの小学生以下の女の子14人が通路で演技を披露。子どもたちの演技に会場は手拍子でわき、横に出した足を頭の上まで上げる子どもたちの体の柔らかさには、思わず「おーっ!」という声が上がり、無事に演技を終わった子どもたちに大きな拍手を送っていた。
2daysとあって、さすがに満席にはならなかったが、最前列には本宮さんの熱いファンが陣取った。ことし1年の音楽活動の総決算といった思いで演奏に感情を込める本宮さんに大きな拍手を送っていた。
2日目23日も午後2時開場、3時開演で当日券は3,000円。22日と変わってスペシャルゲストは本宮さんの篠笛の師匠でもある元鼓童の篠笛奏者、狩野泰一さんが出演する。