燕運送株式会社(柳原秀治社長・燕市蔵関)のグループ会社、有限会社グローバル(同・燕市小高)は25日、燕市社会福祉協議会(青柳芳郎会長)にチャリティーゴルフコンペなどに寄せられた30万円を寄付した。
午前10時に柳原社長が市社協本所を訪れ、青柳会長に30万円を包んだのし袋を手渡した。
年末の寄付は毎年恒例。グローバルは燕運送のグループ会社のひとつで、人材派遣業や石油製品販売、不動産業などを行っており、8日に長岡市寺泊・ヨネックスカントリークラブで取引先や関連企業から30人余りが参加してチャリティーゴルフコンペを開いた。
そのなかでヨネックスから協賛してもらったゴルフクラブなどの商品をチャリティーオークションとして参加者から競り落としてもらい、その収益に同社が上乗せし、ことしもちょうど30万円にして寄付した。ことしで6年目になるが、それ以前も燕運送で寄付しており、それから数えると9年目になる。
柳原社長はコンペ当日は好天にも恵まれて昨年と同額を寄付できたことを喜んだ。妻博美さんも市社協の事業の支援や緑の植物の栽培、フットマッサージなどのボランティアに努めている。「燕で仕事させてもらっているので、燕の活性化に役立ち、ボランティア団体へのご恩返しもできれば」と寄付が有効に生かされることを願っていた。
また、献血にも協力して毎年、燕運送を移動採血車「ゆうあい号」が訪れており、ことしも27日に行われる。