三条市下田地区の大浦小学校をデコレーションしたイルミネーションがことしも設置され、1月4日まで毎晩あかりをともしている。
このイルミネーションは15年ほど前、同校の改築工事に伴って伐採されることになったグラウンドのイチョウの大木を残してほしいとの願いを込め、保護者らがそのイチョウの木にイルミネーションを飾ったのが始まり。
その翌年からは地域の交流やふれあいの場になればと、同育成会を中心にイルミネーションを飾り、点灯式ではイベントを行っている。年々、その灯りの数を増やしており、ことしは21日から点灯を開始した。
同校の正面玄関前にある大小の植木10数本をはじめ、校舎の正面玄関上のひさしの上、その下にもブルーの滝のようなイルミネーションで飾った。植木の中には小さなサンタクロースが見え隠れ、小さなテーマパークのようだ。
イルミネーションは1月4日までの毎日、午後5時から9時まで点灯する。同校は三条地区から清流大橋を渡って国道289号線、通称「はなみずき街道」を進んで間もなく右の山手に見えてくる。