三条市ボランティア連絡協議会(本間里子会長・31団体)は25日、8日開いた「歳末たすけあい募金・チャリティショー」の入場料すべてと来場者の募金を合わせた9万4千円余りを三条市社会福祉協議会を通じて歳末たすけあい募金に寄付した。
午前10時50分に、本間会長と同イベント実行委員長会の佐藤友紀実行委員長の2人が三条市社会福祉協議会を訪れ、佐藤会長から小林東一事務局長に大勢の善意を包んだのしぶくろを手渡した。
寄付は9万4,510円で、内訳は1枚200円のチケット393枚分の売り上げ7万8,600円と会場内に設置した募金箱に寄せられた善意が1万5,910円。
「歳末たすけあい募金・チャリティーショー」は、三条市ボランティア連絡協議会加盟の団体有志などによって、三条市総合福祉センターを会場に2010年に初めて開き、翌年は計画段階に同センターが東日本大震災の避難所だったことから開催しなかったので、今回が4年目で3回目。
近年は厳しい経済状況で街頭募金への寄付が減っている。また、個々に施設慰問などのボランティアに取り組む団体や有志が多いことから、募金活動と各団体が一堂に会しての発表の場をあわせて開こうと始まった。
ことしは、日本舞踊、新舞踊、車いすレクダンス、弾き語り、ハワイアンダンス、三線演奏、カレーラーメン体操、女子高校生による歌とダンスなど披露された。出演は加盟団体のほか高校生など計51人で、31人が運営スタッフとして参加。来場者数は160人。
同実行委員会では、高校生の参加でとてもにぎやかになったとして、来年も高校生や保育園児の参加を希望。また、チケットの販売数に対して来場者が少ないことについて、チケット購入での協力に感謝するとともに、本当は大勢の人に会場に来てほしいと、今後に期待した。