三条市・中央市場のことし最後の二七の定期露店市は正月用品の買い物客でにぎわう、大みそかには歳末臨時市 (2013.12.27)

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ことしも残すところ5日となった27日、三条市のJR北三条駅西側の中央市場で二七の定期露店市が開かれ、曇り空の下で市民がユズリハやマツ、しめ縄、タコや塩引鮭やモチなど正月用品を買い求めていた。

27日、三条市の中央市場で開かれた二七の定期露店市
27日、三条市の中央市場で開かれた二七の定期露店市

買物客が増え始めた午前7時の気温は3.8度。小雨が降るなか、年末の臨時を含めて97店が出店した。しめ縄やマツ、ユズリハ、ナンテン、モチ、キナコ、小豆、打豆、ギンナン、クワイ、レンコン、赤カブ、タコ、塩引鮭など正月用品を前に並べる店がほとんどだった。

ここでは31日にも花や生鮮品、モチなど中心の歳末臨時市が開かれるが、品ぞろえが豊富な定期市は年内はこの日が最後。この日の夜から冬型の気圧配置となるとの予報だったが、朝は今の時期にしては暖かく、年末年始用の買物にと大勢の人が訪れていた。

タコや塩引きを販売する鮮魚店
タコや塩引きを販売する鮮魚店

鮮魚関係の出店者によれば、タコやサケなどの値段は昨年並み。「元の値段はなんでも上がってるろも、売り値は上げらんねて」と話し、「3500円らろも3000円でいいて」。野菜を並べる農家も「ダイコン最後らっけ50円でいいね」と年末のサービスも盛んだった。

大みそかの31日の歳末市は20店ほどが出店し、新年の市は1月7日から。また、四日町市場で5と10のつく日に開かれている「五十の市」は、年内は30日が最後で、新年は昨年までの5日は休み、1月10日からスタートする。


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