28日が土曜のため例年より1日早い仕事納めとなった27日、鈴木力燕市長は午後4時半から市役所で部課長と保育園、幼稚園の副園長以上の60人余りを前に仕事納めの訓示を行った。
ことし5月に新庁舎に移転し、それまで市内の3つの庁舎を回ってそれぞれ訓示を行っていたが、ことしは新庁舎だけで訓示。鈴木市長はそのことにふれ、ことしは「新庁舎移転の一大イベント」があり、「職員にとっては大変な1年だった」と振り返った。
新庁舎移転後、7月に行った来庁者アンケートでは、8割方はわかりやすく、ていねいな対応だったという好評価だった。しかし、言い換えると2割の苦情、不満があり、「(好評価)百パーセント目指して取り組むということをわれわれはまた年を新たにして頑張っていかなければならない」と気を引き締めた。
保育園、幼稚園の職員に向けては、燕市の教育や子育ては非常にいいという評判が耳に入っており、「今まで以上に来年からも、もっと充実して発展させてほしい」と期待した。
一方で「市民の信頼を損なうような事柄もあった」とし、「反省すべきところは反省し、あらためて市民の信頼を獲得すべく頑張っていきたい」。
ことしの年末年始の休みは長く、「十分に鋭気を養い、その間の健康、事故のないようにしっかりと留意していただきたい」、そして「それぞれ職場に戻って職員に訓示してもらいたい」と求めた。
最後にことし1年の職務をねぎらい、感謝し、「日本一輝く燕市のために、皆さんとともにこれからも頑張りたいと思う」と願った。年頭のあいさつは1月6日午前8時25分から市役所で行う。