官公庁仕事納めの27日、三条市では午前9時から国定勇人市長が職員にむけて年末のあいさつを行い、平成25年を締めくくった。
国定市長は、職員の1年間の三条市政の発展のための尽力と労苦に感謝すると始めた。勉強会で、元陸上競技選手の為末大さんは、最近のスポーツ科学の進展で瞬発力のあるスポーツはストレッチをしてはいけないとなりつつある聞いた。
瞬発力のあるスポーツは、ゴムをぎゅーっとため込んでおいて、ぱーんと開放することに意義があり、一気に発散することができる。「日ごろ与えられている勤務時間のなかで全力で走りきるためには、勤務時間以外の時には、できればいっさい仕事のことは忘れて、その間にもう一回エネルギーを蓄積して、また仕事に臨んでいく」、「オン、オフの切り替わりの激しさが、私たちの町を持続可能たらしめるのかな」。
さらに、一部を除く多くの職員は、せっかくの9連休なのでと力を込め、「いっさい仕事のことは考えない、それが年末年始の皆様方への職務命令であります」と重ねた。
年末年始にリフレッシュし、来年ともに明るい三条市の未来のために貢献することを願い、「この1年、大変お疲れさまでした。」と5分ほどで締めくくった。
退席するときも「ほんっとに休んでください。法律に引っ掛からない程度で」と羽を伸ばすように念を押し、笑いを誘った。
市役所の一般業務は、翌28日から1月5日まで休み。窓口業務は、年内は12月29日と30日まで、新年は1月5日にの午前8時半から午後5時半まで行う。また、出生や死亡、結婚などの届け出は、年末・年始も庁舎の当直室で受け付ける。