経済産業省は25日、「がんばる中小企業・小規模事業者300社」と「がんばる商店街30選」の選定結果を発表、県央地域から唯一、株式会社玉川堂(玉川基行社長・燕市燕)が「がんばる中小企業・小規模事業者300社」に選定された。
革新的な製品開発、サービスの創造や地域貢献、地域経済の活性化など、さまざまな分野で活躍している中小企業、小規模事業者、商店街の取り組み事例を選定したもの。これを周知することで、選定された事業者の社会的認知度や労働者のモチベーションの向上など図り、後進の育成も目的とする。
県内からは5事業者が選定された。授賞式と展示会を来年3月3、4日に開かれる。また、選定された300の事業者、30の商店街の取り組みを収録した冊子を作成し、公表する。玉川堂の選定理由は次の通り。
【玉川堂の選定理由】株式会社玉川堂は江戸時代から続く鎚起銅器の伝統技術を活かし、海外の事業者やデザイナー等と積極的に連携し、新商品の開発、販路の拡大に積極的に取組んでいる。また、ブランドイメージを徹底的に守ることで高い商品価値を守っている。このような先進的な取り組みは全国の伝統的工芸品産地、また地域での牽引役となっている。