ふるさとで年末年始を過ごそうと30日、JR上越新幹線が帰省ラッシュのピークを迎え、JR燕三条駅では東京方面からの列車が到着するたびに、土産などたくさんの荷物を持った乗客がホームに降り立った。
下りホームに止まった列車の扉が開くと大勢の帰省客が降車し、エスカレーターの前には長い行列ができた。
燕三条駅着午後3時45分のとき367号は、東京を出発したときには青空で気温は午後2時の10.1度。それが燕三条駅に到着すると雨降りで三条の気温が午後4時で5.8度。道路には雪もあり、雪国のふるさとを実感するには十分だった。
改札前に飾られている大凧に「すごーい!」と声を上げる人、久しぶりに顔を合わせる両親に「元気そうらね」と照れくさそうに話す人、若夫婦とのあいさつする間もなく孫を抱き上げてさっさと歩き出すおじいさん。わざわざ入場券を買ってホームへ出て家族を待つ人もあり、それぞれに再会を喜んでいた。Uターンラッシュは来年1月4日の見込みだ。