「うさぎもち」でおなじみ(株)きむら食品=木村金也社長・本社工場燕市吉田東栄町=は30日、本社で「うさぎもち☆感謝祭2013」を開き、約4,000人が来場して、もちの直販やもちつき大会、雑煮のふるまいなどで一足早い正月気分を味わった。
大みそかの31日についたモチを食べて翌年も元気にという願いを込めた「年越しモチ」の習慣にちなんだもので、1年の感謝の気持ちを地域に還元しようと毎年、開いている。
朝のうちは雨風の荒れ模様の時間帯もあったが午前8時半の開場前から家族連れなどが訪れ、オープンと同時にモチなどの直販コーナー、お雑煮やお汁粉の無料サービスなど、各イベントに長い行列ができ、会場の倉庫内は人であふれた。
倉庫内では、鏡もちやのしもちなどの買物をすませ、湯気の上がるあつあつの雑煮やお汁粉を食べて暖まる人、塗り絵コーナーなどもゆっくりと楽しむ親子連れなどそれぞれ。もちつき大会の体験に参加した姉妹は、きねを持って白いもちのかたまりをつき、「重かった〜」、「楽しかった〜」と初めてのもちつきを楽しんだ。
また、イベントのひとつとして新潟アルビレックスBCの選手3人と同社社長も参加しており、もちつきや汁粉サービスなどを手伝ったり、ファンからの写真撮影にも気軽に応じたりしてイベントを盛り上げた。
昼前ころからは青空も広がり、終了の午後2時まで切れ目なく市内外からの来場者があり、同社によると昨年と同じ約4,000人が来場した。