燕市仲町、つばめの茶の間仲町は5日、新春初笑いを届けようと「新春笑・新春招・新春ショー」を開き、地元の人たちから演芸を楽しんでもらった。
案内役は燕市の「笑い療法士」こと小越ゆみ子さん(64)。つばめの茶の間ではおなじみで、正月にふさわしく和服で登場すると話術でたっぷり笑わせて始まった。
長岡市中之島の大桃洋一さん(49)、信子さん(50)夫婦がお笑いヨガと夫婦漫才を披露したあと、トリは三条市の元浅草芸人、“縁竹縄”こと芳賀正芳さん(34)。燕尾服に真っ赤で大きな蝶ネクタイを締めて、ギターの弾き語りで十八番のエノケンの「洒落男」から「お座敷小唄」、「おーい中村君」、「青い山脈」などを演奏した。
会場にはつばめの茶の間仲町に併設するグループホーム仲町の入居者16人のほか、地元の高齢者など合わせて40人余りでいっぱいになった。笑い声が絶えず、懐メロは一緒に歌って1時間のプログラムをたっぷり楽しんだ。
そのあと初めて来場者に汁粉もふるまった。つばめの茶の間仲町は、2日に1回以上のペースで演芸や教室などを行っており、この日はことしの皮切りだった。