地域の支え合い活動に取り組んでくれる人材を養成しようと、燕市社会福祉協議会(青柳芳郎会長)など主催の「支え合いスタート講座〜地域支え合い活動人材養成講座〜」が21日から2月4日、14日、18日の4回コースで開かれるので、参加者を募集している。
4回とも午後1時半から4時まで開く。21日の第1回は市社協吉田支所が会場で、オリエンテーションと新潟青陵大学看護福祉心理学部福祉心理学科の李在檍(い・じぇおく)助教授と市社協職員が「地域福祉を学ぶ」のテーマで講演。2月4日の第2回は吉田公民館館がNPO法人あいごの会の長谷川道子会長を講師に傾聴ボランティア講座を行う。
2月14日の第3回は三条市・NPO法人地域たすけあいネットワークの地域コミュニティーカフェを見学し、同法人の加藤容子理事長から「地域支え合い活動の実践者から学ぶ」のテーマで経験談を聞く。18日の第4回は市社協吉田支所が会場で、NPO法人まちづくり学校を講師にアイスブレイク、地域の困りごとをテーマにグループワークのあと修了式を行う。
市社協では一昨年、昨年と地域たすけ隊ボランティア養成講座を開いた。その受講者16人がメンバーとなって発足したボランティアグループおたすけ隊(前山好司隊長)と傾聴ボランティア「ゆう&あい」も市社協とともに主催する。
ボランティアグループおたすけ隊は、高齢者宅を訪問して話相手になったり、認知症対応介護施設の入所者の市日の買い物に付き添うといった活動を行っている。今回の講座は、そうした活動に参加してくれる人の養成が目的だが、個人ボランティアとして活動したいという人でも構わない。
市社協では、地域の支え合い活動を身近なこととして感じ、一歩が踏み出せない男性にも気軽な参加を呼びかけている。対象は燕市に在住か在勤の人で定員20人、参加は無料。参加申し込みや問い合わせは市社協吉田支所(電話:0256-93-4630、tubame@tbm-swc.jp)地域福祉課へ。