この冬いちばんの寒波に見舞われた10日、三条は明け方に-2.6度まで気温が下がり、昨年12月26日の-0.5度を下回るこの冬いちばんの厳しい寒さとなった。
9日夜からぐんぐん冷え込み、9日のうちに-2.3度まで下がってこの冬最低を更新。さらに10日に入って明け方までに-2.6度まで下がった。
日中の最高は0.7度で真冬日にはならなかった。毎正時の観測では午後2時の0.4度だけがプラスで、それ以外は氷点下が続いた。
日中は雪が降ったりやんだりで、体感温度でもこの冬いちばんの厳しい寒さであることは明か。二年参りから境内に下げたちょうちんがともっていた三条市・神明宮は、ちょうちんはなくなったが裸電球がともっており、いかにも積もりそうな細かな雪を照らしていた。
10日午後4時35分発表の新潟地方気象台の週間予報では、向こう1週間は寒気や気圧の谷の影響で曇りや雪、または雨の日が多い。最高気温、最低気温はともに、平年並みか平年より低い日が多く、降水量は、平年並みか平年より多い見込み。