農家レストラン「悟空」で家庭料理を持ち寄って味わう「家庭の味持寄り会」始まる (2014.1.12)

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三条市庭月、道の駅「漢学の里しただ」は1月から3月まで計6回、農家レストラン「悟空」で「家庭の味持寄り会」を開いており、初日9日は参加した11人が家庭料理を持ち寄り、たがいの家庭の味を楽しんだ。2回目以降も参加者は募集している。

「漢学の里しただ」の農家レストラン「悟空」で始まった「家庭の味持寄り会」
「漢学の里しただ」の農家レストラン「悟空」で始まった「家庭の味持寄り会」

家にこもりがちになる冬場、同レストランが集いの場所を提供し、新しい友だちづくり、世代間や地域の交流に生かして楽しい時間を過ごしてもらおうと一昨年に初めて開き、この冬で2年目になる。

参加は市内外、年齢、男女を問わず、申し込みをして料理1品を持参する。参加費は1人500円。ご飯とみそ汁がつき、参加者が持ち寄った料理を食べて、昼食と会話を楽しんでもらう。

毎回午前11時半から開く。初日9日は、下田地区を中心に女性11人が参加。レストランの小上がりの大きなテーブルには、参加者が持ち寄った自慢の料理が彩りよく並んだ。

イトウリのクルミ和え、ダイコンサラダ、サツマイモのきんとん、コーヒー寒天、赤ダイコンの酢の物、キクとユズとダイコンの酢漬け、手作りこんにゃくの煮つけ、シソの実やキュウリの漬物、おからの煮物、甘酒、煮豆など15種類以上を数えた。

「漢学の里しただ」の農家レストラン「悟空」で始まった「家庭の味持寄り会」

今回は、同直売所に商品を納品する農家の女性も多く、素材の野菜から手作りの料理も。いちばんおいしい食べ方を知っている人たちの味を堪能した人は、「手作りのこんにゃくを食べたら、売ってるのなんて食べらんねいね」、「魚や肉料理より、こういうのがいいね」と話していた。

どの家庭の食卓にも並ぶ煮菜やサラダは、野菜の切り方や味付けが微妙に違い、「かまぼこ入れる?」、「薄味でいい味らね」と、日ごろはなかなか味わえない、よその家庭の味を和やかなおしゃべりとともに楽しんだ。

次回は1月23日に開き、その後はいずれも木曜の2月13、27日、3月13、27日に開く。家庭料理1品持ち込みが参加条件だが、料理が苦手なら菓子などに変更できる対応を考えているので、気軽な参加を呼びかけている。申し込みや問い合わせは、道の駅漢学の里しただ(電話:0256-47-2230)へ。

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