三条商工会議所(斉藤弘文会頭・会員2,279人)は、15日午後6時から三条市・ジオワールドビップで平成26年三条商工会議所「会員新春の集い」を開き、会員と来賓合わせて過去最多の昨年を3人上回る513人が出席し、新しい年をスタートした。
斉藤会頭が就任して初めての2011年から毎年、出席者は増え、4年連続で最多記録を更新。会場は、45の円卓が人で埋まり、自分の席にたどりつくのもやっと。三条の経済人の熱気であふれるなか、斉藤会頭は年頭のあいさつで、「自信をもった皆さんが集まってくれば、そこに想像もつかないような結果が生まれてくる」と、ことしは大いに自信をもってともに進むことを願った。
日本の経済も三条の経済もことしは良くなると固く信じ、まさに経済の潮目が変わる認識と見通しを述べ、この潮目をきっちりと見極めて、自分のものとし、経営に生かせるかどうかによって大きな差がつく1年との見方を示した。
さらに、個々の企業をはじめ日本全体のさまざまな課題や問題にふれ、「この課題をクリアしていくためにいちばん必要なのは自信だと思っている」と述べた。自信があれば見えないものまで見え、自信を失えば見えるものまで見えなくなる。この20年間で日本人もわれわれ企業もあまりにも自信を失い過ぎたと自覚していると指摘した。
「幾多の試練を乗り越えた三条市の企業。それを指導した経営者の皆さん、間違いなしに堂々と誇っていい。自信をもってほしいと思っております」、「ぜひ自分の会社を自慢し、社員を自慢し、家族を自慢し、そのような自信をもった皆さんが集まってくればそこに想像もつかないような結果が生まれてくる」。
最後は「今夜はこれだけの皆さんが集まっていただきました、せめて自信の予行練習を。この会が終わったら、二次会、三次会で、ぜひ自慢してください」と、恒例の“本寺小路”などへの誘客を呼びかけて笑いを誘い、「その結果、みなさん自身から変わるのではないかと思います。今後、お互いが自信をもちあいながら、この三条の企業がますます発展することを祈念いたします」と締めくくった。
続いて、来賓の新潟県知事代理の森邦雄副知事、金子恵美衆議院議員、国定勇人三条市長が祝辞を述べ、日本舞踊花柳流雅鶴会による祝舞。横山一雄市議会副議長の発声による乾杯で交流懇親会に移った。