20日発売のストーリーのあるモノと暮らしを提案する隔月刊誌「ku:nel(クウネル)」(マガジンハウス・680円)に、燕市の菓子店で受け継がれる天神講の菓子をテーマにした記事「道真さんは、甘くておいしい」が掲載された。
昨年11月30日から3日間、燕市で取材が行われた。記事は6ページ。菅原道真の命日に子どもの健やかな成長や学業成就を願って行われる天神講と全国的にも珍しい道真などをかたどった「金花糖」と呼ばれる砂糖菓子が地元の菓子店で作られているといった歴史を分水地区の皆川菓子舗などに取材している。
そこから地元で行われてきた天神講のようす、信州から移り住んだ吉川家での天神講の伝承の姿から、家族、人へと視点を移す。それらをフィルムカメラで撮影した味わいのある写真とともにレイアウトし、深みのある記事になっている。