燕市の20年後の将来像「未来ビジョン」を考える「つばめ若者会議」の第8回が25日、燕市役所で開かれ、メンバー75人のうち35人が出席して前回に続いてチームごとにアクションプランの作成を行った。
これまでは平日の夜に開いてきたが、平日の夜が都合がつきにくい人もいるだろうと、今回は土曜の午後に開いた。昨年12月の前回から8つのチームに分かれてアクションプランを作成している。チームは「新規出店・起業支援」、「ものづくりラボ」、「看取れるまちつばめ」、「場づくり」、「マップづくり」、「食」、「イベント企画」、「子育て」。この日もチームごとにアイデアの抽出のワークショップを行った。
繰り返しワークショップを行ってきたので、会議のファシリテーター役を務める「studio-L」のスタッフの力を借りずとも、盛んにアイデアを出し、集約しながら自主的にワークショップを進めていた。
「studio-L」の醍醐孝典さんは最後のあいさつで、この日はアイデアを詰め、収束させる段階で、各チーム3つくらいにアイデアをしぼって取り組むと話した。最終回の3月に向けて2月はプレ発表会を開き、「これからは本当に生みの苦しみを味わうと思う」。一人ひとりがとことん考え抜いた企画を持ち寄ることで一気に前進する。
これからは課題の掘り下げが大切で、『ソーシャルデザイン実践ガイド』は非常に役立つ、見える化するのが重要、フィードバックや失敗するのも重要などと話した。最後は円陣を組んで全員が一言ずつ発言して締めくくり、いよいよ最後の仕上げに向けてメンバーの気を引き締めた。