「節分」の2月3日は鬼踊りの見物客でにぎわう三条市・法華宗総本山本成寺では、同日限定で販売するくじ付きの福豆が人気だが、その一方で一年を通して販売しているおみくじ入りの「運だめしせんべい」が密かに人気を集めている。
おみくじ入りのせんべいで、正式名称は「越後三条本成寺 運だめしせんべい」。三条市内の菓子メーカーが製造する。せんべいは、小麦粉とタマゴでつくられた玉子せんべいのようで、折り紙のように折って焼いたせんべいの中におみくじが入っている。1袋500円。
2年前の節分に販売したところ、好評だったことから、同寺の寺務所で年間を通して販売することになった。みんなで楽しみながら食べられ、上紙には本成寺の朱印もあり、ご利益がありそうと参拝がてらに買い求める人もいる。