「絵本の里」づくりを目指す北海道剣淵町を舞台に人の優しさと親子のきずなを描く映画「じんじん」の三条市内での上映会が31日から2月8日までに4日間、4会場で計8回上映される。
主人公の立石銀三郎は、伝統芸能を伝える大道芸人。ひとり娘に毎晩のように絵本を語り聞かせていたが、妻と別れてから会うことを許されず、娘との思い出は彼女が6歳のときのまま。ある日、農場研修で農場を訪れた4人の女子高生と出会い、しだいに4人との距離が縮まっていったが、ひとりだけ心を開かず、ある夜、銀三郎はその秘密を知ることになる。上映時間は2時間9分。
上映日程と会場は、31日、2月1日と三条市中央公民館、2月2日に栄庁舎の教育センター、2月8日に三条市下田公民館とサンファーム三条。
31日の三条市中央公民館は午前10時半、午後2時、7時の3回上映、2月1日の三条市中央公民館は午前10時半、午後2時の2回上映で、2日間とも午後2時の回は日本語字幕付き。2月2日の教育センターと8日の三条市下田公民館は午前10時の1回上映、8日のサンファーム三条は午後5時の1回上映。
全会場共通前売り券は一般1,000円、当日は1,500円、小中校生は当日だけ800円。チケットは中央、嵐南、栄、下田の各公民館と市立図書館本館、三条市総合福祉センター、青少年育成センター、市民活動支援センターで扱っており、問い合わせは実行委員会事務局の市役所(電話:0256-34-5511)市民窓口課(内線476)。
上映実行委員会が主催し、燕市では昨年11月に県内初上映された。燕市での上映会を鑑賞した。あらすじを聞いて、これは泣けるなと思ったら、案の定、号泣ものだった。人によっていろいろな泣きのつぼがあるだろうが、若いころから男が意地を張ったり、強がったり、我慢したり、弱さを見せたりする場面は最も泣けるつぼのひとつだ。
「じんじん」の終盤はまさにそんなシーンの連続。涙をこらえるのが大変で、今ひとつスクリーンに集中できないという情けない状態だった。どちらかと言えば女性より男性、とくに父親が共感するはず。ベタとはわかっていながら、それでも泣けてしまうストーリー。コミカルなシーンも多く、笑い泣きで気持ちのいい涙を流せるだろう。そんなわけで、オススメです!。
1月31日(金) |
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三条市中央公民館 |
2月1日(土) |
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三条市中央公民館 |
2月2日(日) |
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教育センター(栄庁舎) |
2月8日(土) |
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三条市下田公民館 |
2月8日(土) |
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サンファーム三条 |