燕三条地場産業振興センターは1日、同センター物産館をリニューアルオープン。あわせて1、2の2日間、リニューアルオープンイベントを行っている。
初日1日は午前9時半前から同センター理事長の国定勇人三条市長があいさつ。国定市長は、燕三条はさまざまな製品を作っているところであり、同センターがJR燕三条駅に設置する「燕三条Wing」は県内のビジネス客の利用が多く、プレゼントがてらに購入してもらえる商品をそろえて集客、売り上げを伸ばしているが、物産館にはギフト向けや高級なイメージの製品群をしっかりと示すコーナーがなかったと説明した。
「燕三条Wingの成功にこちらもあやかるような形で燕三条Wingと同じような空間をとりそろえていただき、また新たなお客さまにも満足していただけるような形に仕立て上げようということ」と話し、利用を呼びかけた。
あいさつに続いて開場し、リニューアルオープンイベントとして行った先着100人にカップラーメン「カレーラーメン」のプレゼントと包丁研ぎ先着30丁の無料サービスに行列をつくっていた数十人が入場した。
リニューアルしたのは物産館の入り口を入って正面奥の幅約15メートルのスペース。3年余り前にリニューアルした「燕三条Wing」と同様に白と緑の2色を基調に壁面を新しく構成し、商品の配置や照明に工夫を凝らして“売る”というより“見せる”ことを重視したディスプレーに生まれ変わった。
その手前にもガラスケースで覆った展示台を並べ、食卓のように皿や洋食器を組み合わせた展示もある。ただ、部分的なリニューアルのため、手をつけなかった部分とのギャップが大きくなっているが、来年度は今回、リニューアルしなかった部分も手直しする計画だ。
2日はリニューアルイベントとして先着100人に「背脂ラーメン」(乾麺1食分)をプレゼントし、2日も包丁研ぎ先着30丁の無料サービス(ひとり1丁限定)、一部を除いて20%オフを行う。