春の始まり「立春」の4日、寒気が流れ込み県内は気温が上がらず、三条市も日中の気温は1度前後で、前日、12.4度まで上がった春の陽気から一気に真冬の冷え込みとなった。
午後4時までの観測では、最高気温は午前0時45分の2.4度で、そのあと冷え込みは強まり、午前3時の0.6度で1度を下回った。日中も1度前後が続き、午後3時に−0.7度で氷点下となり、4時も−0.5度と厳しい冷え込みとなった。
三条市消防本部南分遣所の積雪の観測では、午前3時ころから雪が降り始め、9時は1センチ以下の0センチ、午後3時は2センチを記録した。
ここ数日、降雪はなく市街地ではほとんど雪が見られなくなったが、再びうっすらと雪化粧。春にはたくさんの花を咲かせる三条市厚生福祉会館駐車場のサクラの花芽も雪に覆われた。
予報では、翌5日も気温の低い状態は続くようで、翌朝は今シーズン一番の冷え込みになる地域もあるという。
12.4度まで気温が上がった前日3日が季節はずれのプレゼントのような陽気で、2月の冷え込みは当たり前の本県だが、11度を超える前日との気温差は、体調管理にも注意が必要だ。