燕市の20年後の将来像「未来ビジョン」を考える「つばめ若者会議」の第9回が11日、燕市役所で開かれ、メンバー75人のうち33人が出席。最終回の次回第10回で行うプレゼンテーションに向けてアクションプランの作成にラストスパートをかけた。
1年がかりで続けてきたワークショップはいよいよゴール間近。前回までに8つのチームに分かれてワークショップなどを行ってきたが、この日も新たにスポーツをテーマにしたチームが誕生して計9つに。
「studio-L」の醍醐孝典さんは最後のあいさつで、この日はアイデアを詰め、収束させる段階で、各チーム3つくらいにアイデアをしぼって取り組むと話した。最終回の3月に向けて2月はプレ発表会を開き、「これからは本当に生みの苦しみを味わうと思う」。一人ひとりがとことん考え抜いた企画を持ち寄ることで一気に前進する。
この日は活動資金の調達についても、全国の事例を含めて学びながら、次回のプレゼンテーションに向けてさらにアクションプランの内容を煮詰めたが、まだまとまっていないチームが多く、次回までにそれぞれのチームで自主的に集まって完成させることになる。
会議のファシリテーター役を務める「studio-L」の醍醐孝典さんは、この日の会議の最後で「まだまだ勉強が足りない」、「事例をどこまで調べているのか、疑問があるグループがいくつかあった」と率直に指摘し、「まだ時間がある。まだ間に合うのでしっかり情報収集してほしい」と尻をたたいた。次回は3日午後7時から市役所で開く。