今年度の最終回の「〜三条マルシェ〜ごった市@ホコテン」が、23日午前10時から午後3時まで三条市厚生福祉会館と市役所低層棟下を会場に開かれ、三条の味や感性が満載の出店をはじめ昨年に続く「ごった鍋グランプリ」、マルシェイベントで冬の三条マルシェをホットに盛り上げる。
56の出店があり、うち5つが新規出店。新規出店は写真撮影の「アニーズスタジオ県央店」、似顔絵描きの「ゆる似顔絵やさんPol Pol」、長岡造形大学学生による「卒業制作作品展示@三条マルシェ」、シルクフラワーアレンジメントなど「Chocotto*」、木工雑貨の「Hand made goods St」。
「ごった鍋グランプリ」は、各店が趣向を凝らして三条産の食材を使った鍋料理を1杯300円で販売し、人気投票で順位をつけるもので、昨年に続いて2回目の開催。今回のエントリーは9店で、三条市国際交流員による「ボルシチ」、昨年9月の三条マルシェで同時開催だった“まんなかフェス”の若者による「すき焼き風焼きねぎ鍋」、燕市の燕ぎょうざと三条市の佐久間の油揚げがコラボした「ともちゃん・さっくんの二色巾着鍋」、“まんなかフェス”が雨のため出店できなかった県立加茂高校動物科学コースが「のうりん米豚汁」でリベンジと、ユニークな鍋がそろう。
ステージではマルシェイベントで、ゆるキャラ登場では、三条のエコちゃんサンちゃん、燕のきららん、新潟県のレルヒさん、旧岩室のいわねちゃんなど6体が出演。ほかにキッズダンス、中学校吹奏楽部の演奏、三条商工会議所青年部による鍛冶レンジャーショー、ひらりwithチビクロスター、太鼓演奏会。午後0時半からミュージックもちつき&もち振る舞いを行い、あんこもちときなこもちを50人分ずつ、100人に無料で振る舞う。
同時開催のスイーツフェアには新潟県のブランドイチゴ「越後姫」をテーマにした3店が出店。スイーツフェア実行委員会のブースでは、越後姫と佐久間食品の豆腐を練り込んだ白玉に越後姫で作ったジャムをかけたスイーツの試食を先着100人に提供する。
また、市役所低層棟下にはコロナと金子材木店の提供で足湯を開設し、暖房器具も用意して屋外でほっかほかに暖まってもらう。
5月から10月までは毎月、三条マルシェが開かれているが、冬場は1回だけ開催。昨年までは1月下旬に開いたが、1年で最も寒さが厳しくなる時期のため、少しでも暖かい時期にと、ことしは1カ月遅らせて2月下旬に計画した。昨年冬は1万2,200人の人出があり、今回は1万5,000人を目指す。
三条マルシェはさまざまな方面から注目を集めているが、今回は糸魚川市から市や商工会議所、商店街、JAなどから17人が視察に訪れることになっている。
午前9時半から午後3時まで市役所、みんくる、東三条駅、三条地域振興局、市役所の順に巡回する無料シャトルバスを運行する。マルシェイベントの日程は次の通り。
10:00 | 鍋グランプリトロフィー返還式 |
10:15 | ゆるキャラ登場〜紹介 |
10;45 | シュプール音楽隊&レルヒさん |
11:20 | JOYFIT |
12:00 | 三条第三中学校吹奏楽部 |
12:30 | ミュージックもちつき&餅振る舞い |
13:20 | ひらりwithチビクロスター |
13:50 | 鍛冶レンジャーと遊ぼう |
14:15 | 室井善範(和太鼓演奏) |
14:45 | 鍋グランプリ撮りフィー表彰式 |
15:00 | 終了 |