三条市総合運動公園市民球場「三條機械スタジアム」を運営する株式会社丸富=三条市若宮新田=は22日、同球場で冬恒例の感謝祭を開き、肝心な雪は少なかったが、親子連れなどでにぎわった。
球場のネーミングライツの変更で4月から「三条パール金属スタジアム」に変わり、利用者はもちろん、これまで6年間、命名権を取得した三條機械スタジアムにも感謝の気持ちを込めて開いた。
雪上で6人乗りのバナナボートをトラクターで引く「雪上バナナボート」は毎年、いちばん人気だが、ことしは雪が少ないため、タイヤの付いた台車にバナナボートを載せるような形に変えたこともあり、利用は少なかった。
それでも、新潟アルビレックス・ベースボール・クラブの選手とバッティングティーを使ったバッティングのゲームやもちつきをはじめ、フリーアナウンサー松井弘恵さんの司会でじゃんけんに勝つとパール金属提供の商品がもらえるジャンケン大会、ほかにも園児800人の絵画展、子ども縁日、フリーマーケット、子ども縁日、ストラックアウトなどさまざまなイベントを行った。
この日の三条は、日が差したり雪が舞ったりと変わりやすい天気で、最高気温は3.3度と厳しい寒さだったが、朝から家族連れなどが切れ目なく訪れ、オフシーズンのスタジアムににぎやかな声が響いていた。