三条市出身の日本画家、鶴巻謙郎さん=神奈川県横浜市=は3月4日から10日までの1週間、新潟市・新潟三越美術ギャラリーで鶴巻謙郎日本画展を開く。
光をテーマに透明感のある色彩で街や建物を描く鶴巻さん。パリや新潟の風景を中心に約30点を展示する。
鶴巻さんは1973年生まれ。祖父が三条市名誉市民でので紙塑人形の創始者、三郎さん、母純子さんは彫刻家で父も医師で彫刻家。妹の貴子さんも銅版画家という芸術家一家に育った。
2000年に多摩美術大学大学院美術研究科日本画専攻を修了。これまでに個展を数多く開いており、一昨年は故郷三条市で妹貴子さんとの二人展も開いた。公募展では神奈川自主県展横浜市長賞、新潟県展新潟日報美術振興賞、創画展入選などを受けている。
営業は午前10時から午後7時まで、週末の8、9日は鶴巻さんが会場を訪れる。