三条市教育委員会の中学生リーダー研修会「勇志塾」に市内中学生が三条市の各界の講師に学ぶ (2014.2.25)

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三条市教育委員会は、21、22日の1泊2日で中学生リーダー研修会「勇志塾」を中小企業大学校三条校で開き、参加した市内9つの中学校の生徒会役員など中学生36人が、三条市長をはじめ燕三条地域や日本をリードする各界の講師に学んだ。

21、22日の1泊2日で行われた中学生リーダー研修会「勇志塾」
21、22日の1泊2日で行われた中学生リーダー研修会「勇志塾」

三条、新潟、そして日本をリードする人材の育成を目指し、県央地域をリードする各界の講師陣による研修を行い、自校の生徒会づくりや「社会づくり」に貢献できる資質を養おうと昨年初めて開き、今回が2回目。今回も市内9中学校すべての生徒会長や生徒会役員など各校4人の計36人が参加した。

初日21日は、午後5時から国定勇人市長が「三条市の未来を拓く君たちへ」をテーマに基調講演を行って始まり、国定市長、斉藤弘文三条商工会議所会頭、杉野良介三条信用金庫相談役との会食に続いて、フォーラムディスカッション。2日目の22日は、自主レクリエーション大会、2部構成のワークショップ研修を行った。

ワークショップ研修の講師は1部4人、2部3人の計7人。1部は、スノーピークの山井太社長が「自然と人間をつなぐコトづくり」、諏訪田製作所の小林知行社長が「ものづくりと今を生きる悩み」、イタリア野菜研究会の内山徳寿会長が「農業の魅力」、三条市国際交流員のピーター・カーターさんが「異文化コミュニケーション」をテーマに行った。

2部は、梨本商店の梨本次郎社長が「『自分の生き方』について」、NSCA認定トレーナーの高野聖さんが「スポーツで勝つための体づくり」、ガレージ1主宰の水科江利子さんが「可能性を広げる脳のしくみ」のテーマにそれぞれ約80分のワークショップを行った。

 豪華な講師陣
豪華な講師陣

生徒は希望したワークショップに参加。それぞれの講師は、自身の仕事や取組み、経験などを通じて、その思いや考え方などを伝えた。

第1部の山井社長は、父が創業し、世界のアウトドアブランドとなった今も三条市に本社を構えていることを紹介しながら、転機や及ぼした影響、進化を続ける今後の展開などにふれ、「人生のピンチのとき、会社のピンチのときに、新しいことが起こる。(これから)いろいろなことがあるが前向きに、人生をたくましく生きてほしい」とアドバイス。また、「自分たちのふるさと三条をいい町だと思ってください」、「学生の時代に本当に好きなことを見つけて、好きなことを仕事にしてほしい」とエールを送った。

諏訪田さんは、「ものづくりとは(お客さんや使う人のことを考えて)気持ちを表すこと」、「どんな職業でも相手がいる」ということなども話しながら、「自己の可能性を(自分で)閉じてほしくない」と、物事をきちんとした目で見られるような「大きな視野をもってほしい」と願った。そのためにもたくさんの経験をし、学んでほしいとアドバイス。また、三条で生まれたことへの誇りをもつことなども話した。

どのグループでも生徒たちは、人生の先輩であり、なかには自分の中学校を卒業した大先輩でもある講師の言葉を聞き逃さないようにと、メモを取って聞いた。瞬きも忘れるほど話に引き込まれ、身を乗り出して聴き入る生徒も多かった。


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