三条地区少年指導委員の藤井キヨ子さん(71)=三条市本町1=と中村弘子さん(61)=同市井栗=の2人が、少年の健全育成並びに非行防止活動に貢献した功労で県警本部長と県少年警察ボランティア連絡協議会長の連名の表彰を受け、26日に三条署で表彰状の伝達を受けた。
午後4時半から三条署で開かれた三条地区少年指導員連絡会と少年補導委員連絡会の合同の平成25年度三条地区少年警察ボランティア研修会で表彰状の伝達が行われた。研修会の出席者約30人の前で小林国夫三条署長が表彰状を読み上げて2人に表彰状を手渡すと、大きな拍手が送られた。
表彰状を手にした藤井さんと中村さんは、「(表彰状を)頂いて申し訳ない気持ちですが、がんばらなくっちゃと思う」と、気持ちを新たにし、さらなる活動の励みになると話していた。
藤井さんは1999年年から14年間、中村さんは2000年から13年間、それぞれ少年指導委員に委嘱され、少年の健全育成と非行防止活動に積極的に取り組み、多大な貢献をした業績に対して表彰された。
少年指導委員は、風営適正化法に基づいて都道府県公安委員会から委嘱を受け、少年を有害な風俗環境の影響から守るための少年補導活動や風俗営業者などへの助言活動などに従事している。
藤井さんと中村さんは、三条祭りなど市内の祭りやイベント会場などのパトロールや市内のスーパーや駅で防犯の啓発活動なども行っている。