3月1、2日と三条市の中心地の公共施設を会場に開かれる「まちなか文化祭」の一環で、初日1日午前10時から午後5時まで三条市中央公民館で「まちなかカフェ」が開かれ、「カップの中の小さな芸術〜ラテアート体験〜」としてラテアートの体験もできる。
ラテアートは、バリスタがエスプレッソにミルクの泡でデザインをするもの。エスプレッソが一般化したこともあってラテアートも広く知られるようになっている。そのラテアートに1杯500円で挑戦できる。
1階ロビーにカフェを開設し、講師は昨年、三条市のみんなのまちの交流拠点「みんくる」のチャレンジショップのカフェでバリスタを務めた星野元樹さんと宮沢直美さんのコンビ。ハートやリーフなど数種類の基本的なラテアートのデザインから好きなデザインを選んで挑戦する。
事前の申し込みは必要なく、参加したい人は当日、会場へ出向く。100人ていどの体験を見込んでいるが、参加者が多いと待ってもらう場合もある。体験とは別に参加者にはドリップコーヒー1杯分の豆もプレゼントする。
また体験だけでなくカフェとして飲食を提供し、まちなかカフェ限定の特製ブレンドや子ども用のココアなどのドリンクと焼き菓子それぞれ数種類の販売も行う。
まちなか文化祭で市民芸術を鑑賞したあと、カフェで休憩してもらおうと初めて「まちなかカフェ」を開設。カフェでもアートにつながるものをと、ラテアートの体験を企画したもので、「まちなか文化祭」の見学がてらに参加を呼びかけている。
また、翌2日の三条市中央公民館では、午前10時から午後2時まで今度は宗へん流茶道教室・クラブによる茶会を開き、茶席券400円で参加できる。