3月1、2の2日間、三条市の中心地の文教エリアにある中央公民館、図書館、歴史民俗産業資料館、丸井今井邸の4会場で、昨年に続いて学びと文化を発信する「まちなか文化祭」が開かれる。
昨年初めて開かれ、ことしが2年目。中央公民館は毎年、この時期に同公民館主催の教養講座、文化講座の受講生、その講座から生まれたクラブやサークルを対象にした作品展を開いている。それと同時に図書館、歴史民俗産業資料館、丸井今井邸と、JR北三条駅南側、言い換えれば旧三条町に集中する4施設が相互連携して同時開催する。
中央公民館では、作品展を1日午前9時から午後6時まで、2日は午後4時まで開く。大ホールイベントとして1日は午後1時から三条小学校児童による「ふるさと太鼓の演奏」、三条東高校と三条高校のそれぞれダンス部による「ヒップホップダンスの発表」、三条高校音楽部による「コーラスの発表」。2日も午後1時から水都家艶笑さんによる「たまにはのんびり落語でも」、三小相承会による「三條太鼓の演奏」が行われる。
さらに1日は午前9時から午後5時まで「まちなかカフェ」が開設され、ドリンクや菓子の販売とラテアートの体験も。2日午前10時から11時半まで英会話サークルによるプレゼンテーション「忘れられない旅」、ほかにも生涯学習相談、三条小学校児童作品展なども開かれる。
図書館では、1日は午前10時半から11時15分までJPIC読書アドバイザーの倉品章さんによる「大人も楽しいグリム童話」、午後2時から4時15分まで「こども映写会」、2日は午前9時半から早い者勝ちの「2014年カレンダープレゼント」、午後1時半から2時半まで子ども向け耕筰とお話の会「親子で読書」。さらに「『縄文』を『楽』しく学ぼう!」として、1日午前9時半から11時半まで「縄文楽検定事前学習会」、2日午後1時半から初級の縄文楽検定、2時50分から中級の縄文楽検定が行われる。
歴史民俗産業資料館では、三条市名誉市民岩田正巳生誕120周年記念事業連携企画「日本画の線・岩田正巳の線」が開催中。丸井今井邸では、2日間とも午前9時から午後3時半まで丸井今井邸の秘密を紹介する「パネル展」、2日間とも午前10時からと午後2時からの2回、1時間前から参加者を受け付けて丸井今井邸の秘密を案内する見学会を開く。
アトラクションとしてスタンプラリーも行い、4会場を回ってパンフレットにすべてのスタンプを押した先着100人に「三条カレーラーメン(カップ麺)」か「くるもの麩ッキー」をプレゼントする。