応募65人のなかから第72回分水おいらん道中の4人のおいらん役が決まる (2014.3.1)

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燕市観光協会(山崎悦次会長)は1日、4月20日に燕市・大河津分水で行う第72回分水おいらん道中のおいらん役を決める審査会を開き、応募65人のなかから4人のおいらん役を決めた。

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第72回分水おいらん道中のおいらん役に決まった4人、左から信濃太夫役の松本華愛さん、桜太夫役の高野亜里紗さん、分水太夫役の立島里菜さん、染井吉野太夫役の鈴木二美恵さん

おいらん役に決まったのは、信濃太夫役に松本華愛さん(23)=東京都豊島区・会社員=、桜太夫役に高野亜里紗さん(22)=十日町市・同=、分水太夫役に立島里菜さん(21)=燕市・同=、写真撮影用の染井吉野太夫役に鈴木二美恵さん(42)=新潟市・自営業=の4人。

松本さんは「東京出身なのでいろんな地域の方に分水おいらん道中をPRできるように頑張りたい」、高野さんは「地元(十日町市)の方にもいろいろ分水のことを知っていただき、おいらん道中にも親せきや友だち、知り合いなどいっぱい引き連れてきたい」、立島さんは「精一杯、頑張っていきたいと思うのでよろしくお願いします」、鈴木さんは「ほかのおいらんさんより年が倍ほど違うが、伝統あるおいらん道中、きっちりお役目を果たしたい」とあいさつした。

審査の経緯などを話す分水おいらん道中実行委員会の田中実行委員長
審査の経緯などを話す分水おいらん道中実行委員会の田中実行委員長

おいらん役は毎年公募し、審査で4人を決めている。昨年は84人の応募があったが、ことしは65人と少なかった。先に行った一次審査で18人に候補をしぼり、この日の二次審査には2人が辞退して16人が出席。分水おいらん道中実行委員会の田中公一実行委員長を審査委員長に10人で審査して4人を決めた。

このあと練習会でおいらんの歩き方をけいこし、4月16、17日と23、24日に運行されるJR分水夜桜号でもPRに一役買う。

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