1、2の2日間、三条市の中心地の文教エリアにある中央公民館、図書館、歴史民俗産業資料館、丸井今井邸の4会場で、昨年に続いて学びと文化を発信する「まちなか文化祭」が開かれている。
中央公民館は毎年、教養講座や文化講座の受講生、その講座から生まれたクラブやサークルを対象にした作品展を開いているが、昨年から同公民館に近い三条市の中心地にある図書館、歴史民俗産業資料館、丸井今井邸とドッキングして4施設で同時開催しており、ことしで2年目。
メーン会場は中央公民館で、館内のほとんどの部屋を使って絵画、書道、生け花、陶芸、紙人形、さらに三条小学校児童作品などを展示。大ホールでも小学生の太鼓演奏、高校生のダンスやコーラスなどが披露された。
鑑賞に訪れた人からゆったり休憩してもらおうと、1日だけだがロビーに「まちなかカフェ」を開設した。コーヒーやクッキーを数種類販売したほか、カフェラテのコーヒーとミルクで表面にデザインを描くラテアートの体験も行った。
来場者は作品を鑑賞するだけだが、ラテアートは自分も参加でき、コーヒーでくつろぐとともに、ラテアートでハートやクローバーのデザインに挑戦。意外と思うようにいかず、熱中していた。
まちなか文化祭は2日も開かれ、2日は「まちなかカフェ」に代わって「お茶会」が開かれ、400円の茶席券で参加できる。