労働者の雇用や労働相談をはじめ、家庭相談、金融問題、法律問題、老後相談と、さまざまな心配や困りごとなど生活にかかわる相談に応じている連合県央地域協議会内の「県央ライフサポートセンター」=三条市田島2=では、環境の変わることも多い時期でもあり、悩みごとはひとりで悩まずに気軽に相談をと呼びかけている。
県央ライフサポートセンターは、連合新潟や労働金庫、総合生協、高齢者協議会などで構成する新潟県労働者福祉協議会の活動の一環で、勤労者や市民の悩みや問題などの相談窓口として2011年4月、県内12カ所目のセンターとして開設された。
雇用や賃金、労働時間、セクハラ、パワハラなど労働相談をはじめ、多重債務、夫の暴力が怖い、離婚を考えているなど生活・家庭相談、介護や子育てなどの福祉・保証、税務・法律、社会保険や年金といった社会・保障相談など、あらゆる心配や悩みの相談を受け、相談者と一緒に解決の糸口を見つけ出す。
同センターのコーディネーターが相談を受け、内容によっては連合、労金、総合生協、弁護士、司法書士、税理士、社会保険労務士、行政機関、社会福祉協議会などの提携先とともに解決に向けて相談に応じていく。
相談は原則無料。事案の経験者や行政のアドバイスを借りる場合はほとんどは無料だが、問題の具体的な解決にあたって、専門資格を有する弁護士やカウンセラー業務など無資格者で対応できない場合には、有料になる。
同センターには、幅広い年齢層からさまざまな相談が寄せられており、内容は、労働問題、家庭問題、融資、人間関係、心の悩み、年金、就職、医療・保険、資格取得、税金、福祉・介護、借地借家の関係など多岐にわたっている。
コーディネーターの藤木清さんは、秘密は厳守するので、とにかくひとりで悩まず、相談するにも勇気もいると思いますが、まずは電話をかけてみてくださいと、呼びかけている。
県央ライフサポートセンターへの相談や問い合わせは、電話か面談で行っており、問い合わせや申し込みは同センター(電話:0256-36-5757)へ。開所日は、月曜から木曜までの午前10時から午後5時までだが、同時間以外でも、電話での予約を受け付ける。