三条市中央商店街で営業するショートフィルムの専門のシネマ・カフェ「キネマ・カンテツ座」を営業する関本秀次郎館主が毎月、上映映画を紹介。
キネマカンテツ座の3月の上映作品はなんと4本立て!。
モンスターペアレント
監督:カンダアキラ
脚本:江尻晴子
出演:山本康司、江尻晴子、美濃真実子、小田島美穂子
スタッフ
撮影:カンダアキラ
音声:大岩智佳、照明:清水徹三
新潟県内外で活動するコント集団、中央ヤマモダンによるショートムービー。
内容:小学校の一年生を受け持つ先生達は、無理難題を押し付ける保護者の対応に手を焼いていた。一ヶ月後に控えた学芸会で一年生は桃太郎の劇をすることになったが、保護者は桃太郎の役を一人に決めるのはおかしいと言う。結局、桃太郎役を10人全員でするということで納得したが、問題は、その脚本作りだ。先生方は力を合わせながら、桃太郎役10人の脚本作りに挑んでいく…。
毛玉モンスター
うーぱーるーぱー工作室(人形)、森田花壇(音楽)、ハッピービーンズコーヒーベア(場所)、漫画研究会犀の眼(撮影)の四つ巴コラボコマ撮りアニメ。森田花壇の曲と絶妙にマッチしている脱力系コマ撮りアニメ。
WALKING SHADOW
実体とは何か?このテーマを描きたくて東京のイメージフォーラム映像研究所に所属した際に作りました。今この作品を振りかえって、私は自我の存在を影を介して見つめ直すことによって、他者との繋がりを描きたかったんだと感じてます。
未熟な部分が沢山あって恥ずかしい気持ちもありますが、心の皮が今より薄く感覚も違う時代に一生懸命作った作品で大切な作品です。良かったら10分弱の時間、お付き合い下さい。
大岩智佳
現在、新潟県フィルムコミッション協議会で勤務。にいがた映画塾運営委員。イメージフォーラム映像研究所卒業。映像製作団体フィルムワークスmr.30等で映像経験を積む。
ひょっとして、ひょっとこ
ある年の夏の2人の日常。いつもらしい熱い夏。でも、どこか冷たい。思わずひょっとこのような顔をしたくなるような出来事があった私。シンプルに人間模様を描いた作品。
監督:西条由宇(にしじょうゆう)
市民団体にいがた映画塾 副代表。学生時代から友人とミニコントや旅企画の撮影をして遊ぶ。これまでに10作品以上、インディーズや同志の上映会で短編映画を上映する。「おもしろいことって、おもしろい」を軸にオリジナル映像作品を創作。