燕市燕地区の宮町商店街、大通商店街のアーケード撤去工事などのため、移転して開かれていた露店市場「3・8の市」は4カ月ぶりに3月13日から元の場所に戻して開かれる。
両商店街の通りで開設されている「3・8の市」は、利用者の安全も考慮して昨年11月13日から近くの穀町商店街やNTT跡地に会場を移して開かれてきた。
10日で撤去工事がほぼ完了することになったため、13日から露店市場を元の位置に戻すことになった。
心配なのは、どれだけ客足が戻るか。宮町商店街は、道路部分と歩道部分をすっぽり覆っていたオーバーアーケードがきれいさっぱりなくなり、大通商店街の雁木のように歩道に設置されていたアーケードもなくなった。通りには利用者を風雨から守るものはまったくなくなり、自前の傘やコートで対応するしかなく、客が減るのは仕方ないとしてもどれだけ減り幅を小さくできるかがポイントだ。
宮町商店街の道路中央付近に立っていた仮設電柱は、一方通行の進行方向に向かって右側に移設され、このあとは街灯の設置や歩道の整備が行われる。街灯の支柱も立ち始めている。大通商店街はほぼ工事を完了しており、8日午後1時から第四銀行燕店前で完成記念式典を行うことにしている。