ことしで飛燕太鼓保存会と一緒になってなくなる少年飛燕太鼓が23日開かれる日本太鼓ジュニアコンクールに14年ぶり2回目の出場 (2014.3.5)

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飛燕太鼓保存会(杉山博人会長)に統合されてことしでなくなる燕市燕地区の子どもたちでつくる太鼓グループ「少年飛燕太鼓」は23日、福島県郡山市で開かれる日本太鼓連盟主催第16回日本太鼓ジュニアコンクールに出場するのを前に4日、鈴木力燕市長を表敬訪問した。

鈴木市長と記念写真を撮る少年飛燕太鼓の子どもたち
鈴木市長と記念写真を撮る少年飛燕太鼓の子どもたち

少年飛燕太鼓のメンバーは、燕西小5年の男子6人と大関小5年の女子4人、三条東高校1年の11人。「飛燕太鼓」の名前の入った赤いはっぴを着て関係者や保護者と一緒に市役所を訪れた。

鈴木市長は、プレッシャーをかけ過ぎて先の冬季五輪で期待されたような成績を上げられなかった選手のようにならないように「これ以上は言いません」と期待の言葉は押さえながらも、「悔いの残らないように全力を出し切ってやってきください。まずは全力を出し切って」と激励。三条東高1年小沢穂乃香さんは、「コンクールまで1カ月もないが、みんなで練習を頑張って大会でいい結果を出してきます」と話した。

鈴木市長と歓談
鈴木市長と歓談

全国各都道府県から選抜された18歳以下で構成されたチームによる太鼓コンクールで、ブラジルと台湾も含めて全国から55団体が出演。新潟県からは飛燕太鼓保存会だけが推薦で出場する。飛燕太鼓保存会がこのコンクールに出場するのは、第2回大会以来14年ぶり。前回は特別賞だった。5位以上が入賞、15団体が特別賞に選ばれ、今回は受賞をねらう。

飛燕太鼓保存会は1980年に旧燕市で発足。それから2年後の82年にその子ども版といえる少年飛燕太鼓が発足した。少子化もあってメンバーが集まらなくなったため、ことし秋に行わる燕市文化協会の芸能部合同発表会を最後のステージに解散し、飛燕太鼓保存会に吸収されることになった。

ふだんは週1回、1時間の練習だが、今は週2回、合わせて5時間と練習を増やして腕を磨き、最後の花道を飾ろうと練習に励んでいる。少年飛燕太鼓のメンバーは次の通り。敬称略。

▲大橋勇紀(燕西小5年)▲岡田影志郎(同)▲小野寺大輔(同)▲斎藤心(同)▲下村侑生(同)▲高橋梨沙(大関小5年)▲土田静佳(同)▲名地明日麿(同)▲森田小雪(同)▲坪田凛▲小沢穂乃香(三条東高1年)

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