三条市上野原、中小企業大学校三条校では、4月から始まる「平成26年度の研修計画」を決め、新規テーマ10コースを含む36コースの受講生の募集を開始した。
平成26年度の研修コースは、経営力、財務力、営業力、資質力、生産力の大きく5つのテーマの計36コース。
信越地区の課題とニーズを踏まえた「管理者スキル総合養成講座」や「後継者のための企業経営講座」を新たに開講し、従来からの後継者向け研修とあわせたシリーズ化を図ることで、より総合的な力を養成するコース設定をはじめ、30コースを3日間以内の日程とするなど受講しやすい研修期間の設定。研修効果を高めるインターバル研修、頑張る中小企業・小規模事業者の総合的なサポートなどが主な特徴だ。
研修内容は同大学校のホームページに掲載している。また、詳しい内容の説明や、事案にあった研修の提案なども行っているので相談してほしいとしている。問い合わせや申し込みは同大学校(電話:0256-38-0770)へ。
中小企業大学校では、国の政策の公共サービス改革法に基づいて研修業務の一部などを民間事業者に委託して実施している。研修業務は、今年度まで企画、募集、運営を民間委託としていたが、来年度からは運営以外の企画と募集を民主党政権時代の改革前のように同校で実施することとなった。
三条校は全国9校の中小企業大学校の1つで、創立22年目を迎える実績をもつ。今年度のミッションを「人、財産化プロジェクト」と位置付け、「今こそ、人の時代」をキャッチフレーズに、これまで以上に中小企業の「人財」育成を力強くサポートしていくとしている。