5日正午ころに燕市分水地区で発生した車とぶつかった自転車乗りの男性が6日未明になくなった。ことしに入ってから燕市内で発生した交通死亡事故は、これが初めて。
燕市新興野地内の市道で同市笈ヶ島、無職行田吉雄さん(63)運転の自転車と同市分水弥生町、パート高橋徳光さん(28)運転の軽乗用車が交差点で出会い頭にぶつかった。
行田さんは意識不明の重体で、新潟市内の病院に運ばれた。いったんは意識が戻ったが、6日午前0時40分、頭部外傷で死亡した。
高橋さんは市道を国道116号側から市街地方向へ進み、進行方向に向かって左側から交差点に入ってきた行田さんとぶつかった形。行田さんの方に一時停止の標識があった。
高橋さんは自宅へ戻るところで、行田さんは自宅から外出したところだったらしい。原因は燕署で捜査中。
昨年、燕署管内で発生した初めての死亡事故は6月17日。ことしはそれより3カ月早かった。