燕市燕地区の大通商店街(田中耕栄理事長・組合員63人)は、国の商店街まちづくり事業補助金を受けて行っていたアーケードの撤去工事などが終わったことから、8日午後1時から第四銀行燕支店=燕市仲町=前で「まちづくり事業完成記念」式典を行って完成を祝う。
戸隠神社=燕市宮町=の星野和彦宮司が祈願、田中理事長のあいさつのあと、来賓の鈴木力市長、細田健一衆院議員、桜井甚一県議があいさつ。向かいのグループホーム仲町で地元三味線グループ「木田英会」の演奏を行い、先着300人に紅白まんじゅうをふるまう。
大通商店街の延長約350メートルの区間には、両側にはアーケードを設置していた。1979年の設置で老朽化が進んだことから撤去したもので、あわせて街灯45灯を設置、歩道を改修、防犯カメラ4台を設置した。商店街の防犯カメラの設置は、県央地域ではおそらく初めて。
工期は昨年11月中旬からことし1月末まで。総工費は約7,100万円で、うち約4,200万円が中小企業庁の商店街まちづくり事業補助金、約1,200万円が市の補助で残りが持ち出し。これに伴う特別な組合員の費用負担はなく、これまでの積立など通常の組合費でまかなう。